文字

日本で日常的に使用される日本語の文字には、ひらがな、カタカナ、漢字があります。その他にもアラビア数字(1、2、3、・・・)、アルファベット(a、b、c、・・・)、ローマ数字(Ⅰ、Ⅱ、Ⅲ、・・・)が使用されます。

日本語の文字は非常に多く、日本語を学習することが難しい理由の一つです。

特に漢字の数は多く、全ての漢字を覚えることは、日本人でも不可能です。

このページではひらがな、カタカナ、一部の漢字を学習することができます。

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ひらがな

ひらがなには清音、濁音、半濁音、拗音、撥音、促音、長音があります。

清音とは、「あ」「い」「う」等の最も基本的な文字で45文字あります。日本語のひらがなの単語の大部分は清音で構成されます。

濁音とは、「が」「ぎ」「ぐ」等の文字の右上に「 ゛」が付く文字で、20文字あります。

半濁音とは、「ぱ」「ぴ」「ぷ」等の文字の右上に「 ゜」が付く文字で、5文字あります。

拗音とは、「きゃ」「きゅ」「きょ」等の小さな「ゃ」「ゅ」「ょ」が付く文字で、36文字あります。

撥音とは、「ん」です。日本語には「ん」から始まる単語は無く、「ん」の文字は必ず単語の2文字目以降に入ります。

促音とは、「っ」です。文字と文字の間に入る文字で、前の文字の発音と後の文字の発音の間に短くつまった音として発音します。日本語には「っ」から始まる単語、「っ」で終わる単語はありません。

長音とは、「ー」です。前の文字の音を伸ばします。

ひらがなは一文字では意味を持たず、音を表します。例えば、「あ」の文字は意味を持たず、「a」の音を表します。

複数のひらがなを組み合わせて単語が形成され、意味を持ちます。例えば、「あ」と「か」を組み合わせて「赤(あか)」という単語となり、意味を持ちます。

ひらがなの一覧はこちら → <ひらがな一覧>

カタカナ

カタカナには、ひらがなと同じ様に清音、濁音、半濁音、拗音、撥音、促音、長音があります。

清音とは、「ア」「イ」「ウ」等の最も基本的な文字で45文字あります。日本語のカタカナの単語の大部分は清音で構成されます。

濁音とは、「ガ」「ギ」「グ」等の文字の右上に「 ゛」が付く文字で、20文字あります。

半濁音とは、「パ」「ピ」「プ」等の文字の右上に「 ゜」が付く文字で、5文字あります。

拗音とは、「キャ」「キュ」「キョ」等の小さな「ャ」「ュ」「ョ」が付く文字で、36文字あります。

撥音とは、「ン」です。日本語には「ン」から始まる単語は無く、「ン」の文字は必ず単語の2文字目以降に入ります。

促音とは、「ッ」です。文字と文字の間に入る文字で、前の文字の発音と後の文字の発音の間に短くつまった音として発音します。日本語には「ッ」から始まる単語、「ッ」で終わる単語はありません。

長音とは、「ー」です。前の文字の音を伸ばします。

また、ひらがなとは異なり、カタカナには、外国語の発音に近い音を表現するための「ファ」「フィ」「フェ」等の文字があります。

カタカナはひらがなと同じ様に一文字では意味を持たず、音を表します。例えば、「ア」の文字は意味を持たず、「a」の音を表します。

複数のカタカナを組み合わせて単語が形成され、意味を持ちます。例えば、「ア」と「メ」と「リ」と「カ」を組み合わせて「アメリカ」という単語となり、意味を持ちます。

カタカナの一覧はこちら → <カタカナ一覧>

漢字

ひらがなの単語、カタカナの単語の多くは漢字で表すことができます。ひらがなとカタカナだけの文章は分かりづらいため、日本語で文章を書く際には漢字を使用します。

漢字の数は諸説ありますが、10万文字を超えていると言われています。

日本の小学校では約1,000文字を学習します。また、本や新聞を読むために覚えておく必要がある漢字は「常用漢字(じょうようかんじ)」と呼ばれ、約2,000文字です。

漢字はひらがな、カタカナと異なり、一文字で意味を持ちます。例えば、「一(いち)」の漢字は何かが1つあることを表します。

常用漢字の一覧はこちら → <漢字一覧>

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