人物や物事の動作、存在、状態、状況等が事実である場合に肯定文を使用します。
日本語にはいくつかの肯定文の形式があります。
相手によって肯定文も異なります。
このページでは日本語の肯定文を説明しています。
肯定文の形式
日本語では、肯定文は、述語が「〇〇ます」または「〇〇です」で終わります。
この特徴は、述語が動詞、イ形容詞、ナ形容詞、名詞のどの場合でも共通です。
述語が動詞の場合、述語は「〇〇ます」で終わります。
私は 料理を 作ります。
述語がイ形容詞の場合、述語は「〇〇です」で終わります。
外は 暗いです。
述語がナ形容詞の場合、述語は「〇〇です」で終わります。
友達は ピアノが 上手です。
述語が名詞の場合、述語は「〇〇です」で終わります。
あれは 小さい 島です。
以下では述語が動詞、イ形容詞、ナ形容詞、名詞の場合の4種類の肯定文について複数の例文を説明しています。
述語が動詞の場合
述語が動詞の場合、述語は「〇〇ます」で終わります。
私は 駅に 行きます。
先生は 英語を 教えます。
この機械は 自動で 動きます。
この店は 薬を 売ります。
お父さんは 車を 運転します。
述語がイ形容詞の場合
述語がイ形容詞の場合、述語は「〇〇です」で終わります。
この花は 赤いです。
この椅子は 軽いです。
東京は 人が 多いです。
私は 今日 眠いです。
先生は とても 厳しいです。
述語がナ形容詞の場合
述語がナ形容詞の場合、述語は「〇〇です」で終わります。
辞書は 便利です。
あの仕事は 大変です。
この車は 安全です。
飛行機は とても 丈夫です。
お金は 大切です。
述語が名詞の場合
述語が名詞の場合、述語は「〇〇です」で終わります。
これは お酒です。
この色は 黄色です。
あれは 病院です。
妹は 大学生です。
私は 先生です。
仲の良い人と話す時
家族、友人等、仲が良い人と話す時、述語に「〇〇ます」「〇〇です」を付けません。
主語を付けない場合も多いです。
この変化は、述語が動詞、イ形容詞、ナ形容詞、名詞のどの場合でも共通です。
⚫︎ 述語が動詞の場合
私は 料理を 作ります。
⬇️ 仲が良い人と話す時
料理を 作る。
⚫︎ 述語がイ形容詞の場合
外は 暗いです。
⬇️ 仲が良い人と話す時
外は 暗い。
⚫︎ 述語がナ形容詞の場合
友達は ピアノが 上手です。
⬇️ 仲が良い人と話す時
友達は ピアノが 上手。
⚫︎ 述語が名詞の場合
あれは 小さい 島です。
⬇️ 仲が良い人と話す時
あれは 小さい 島。