このページでは日付、時間の書き方を説明しています。
日本語で日付、時間を書く時には、様々な書き方があります。
家族や友達と日付、時間についてコミュニケーションする時には、相手に伝わればどの様な書き方でも良いかもしれませんが、仕事で日付、時間を伝える時には、正しい書き方で書く必要があります。
日付の書き方
日付を書く時は、「年」→「月」→「日」の順番で書きます。「年」を省略することもあります。また、曜日を「日」の後に記載することもあります。
「年」の書き方は西暦、和暦の2つがあります。
西暦とは、イエス・キリストが生まれた年の翌年を元年とした暦で、欧米でも使用される暦です。日本人以外の人とコミュニケーションする時には西暦を使用します。
年を西暦で記載する場合の日付の記載方法は、「2024年7月15日」です。
和暦とは、日本独自の暦で、「明治」、「大正」、「昭和」、「平成」、「令和」があります。行政機関の書類や会社の書類では、和暦が使用されることもあります。
年を和暦で記載する場合の日付の記載方法は、「令和6年7月15日」です。
日本では、西暦、和暦のどちらで記載しても問題ありませんが、両方の記載が混在していると、読む人が混乱するため、どちらかに統一すべきです。
和暦をアルファベットで省略した記載を見ることがあります。例えば「令和6年」を「R6年」、「平成6年」を「H6年」と書きます。この省略形の書き方で相手に伝わる場合もありますが、記載しない方が良いです。
また、「年」「月」「日」を省略した記載もあります。例えば、「2024/7/15」「2024.7.15」「2024ー7ー15」「20240715」です。この省略形の書き方で相手に伝わる場合もありますが、記載しない方が良いです。
以下が日付の書き方です。
日付の書き方 | ◎推奨/⚪︎記載可能/×非推奨 |
---|---|
2024年7月15日 | ◎ |
令和6年7月15日 | ◎ |
7月15日 | ◎ |
2024年7月15日月曜日 | ⚪︎ |
令和6年7月15日月曜日 | ⚪︎ |
7月15日月曜日 | ⚪︎ |
2024年7月15日(月) | ⚪︎ |
令和6年7月15日(月) | ⚪︎ |
7月15日(月) | ⚪︎ |
R6年7月15日 | × |
2024/7/15 | × |
2024.7.15 | × |
2024ー7ー15 | × |
20240715 | × |
時間の書き方
時間を書く時は、「時」→「分」の順番で書きます。「分」の後に「秒」を書くこともあります。例えば、「10時15分」「10時15分30秒」と書きます。
「時」「分」「秒」の文字を書かずに「:」を書く方法もあります。例えば、「10:15」「10:15:30」と書きます。
時間の書き方は12時間制と24時間制の2つがあります。
12時間制は1日を12時間で2つに分ける書き方です。最初の12時間を「午前」、次の12時間を「午後」と書きます。
例えば「午前10時15分」、「午後5時15分」と書きます。
24時間制は1日を24時間で書きます。
例えば「10時15分」、「17時15分」と書きます。
12時間制と24時間制が混ざった「午後17時15分」という書き方は正しくありません。
以下が時間の書き方です。
時間の書き方 | ◎推奨/⚪︎記載可能/×非推奨 |
---|---|
午前10時15分 | ◎ |
午前10:15 | ◎ |
午前10時15分30秒 | ⚪︎ |
午前10:15:30 | ⚪︎ |
午後5時15分 | ◎ |
午後5:15 | ◎ |
午後5時15分30秒 | ⚪︎ |
午後5:15:30 | ⚪︎ |
10時15分 | ◎ |
10:15 | ◎ |
10時15分30秒 | ⚪︎ |
10:15:30 | ⚪︎ |
17時15分 | ◎ |
17:15 | ◎ |
17時15分30秒 | ⚪︎ |
17:15:30 | ⚪︎ |
午後17時15分 | × |
午後17:15 | × |